先日、バンドオリジナル曲の内2曲にヴォーカル・コーラスを入れました。
ここで問題発生!
微妙に音程が合ってない…
何度か録りなおしましたが、時間切れ。再度日程をとるのも難しいし…
良く起こる問題ですが、何とかできる方法があります。
【バンドオリジナルCD制作】ヴォーカル・コーラスの音程調整
私の使っている「Cubase VariAudio」は、使い方も簡単でおすすめです。
このソフトは、Cubaseに初めから添付されているものです。
Cubaseは、DAW(Digital Audio Workstation)または日本においてDTMソフトと呼ばれる製品のひとつで音楽の録音から編集・出力まで一貫して作業ができる統合型ソフトです。私の場合は、CubasePro9.0を使っています。他にもたくさんのソフトがありますが、多くの音楽関係者がこのソフトを使っています。
VariAudioの使い方
基本的な流れは、次のようになります。
2.画面左にあるVariAudioを選ぶ
3.「ピッチ&ワープ」でピッチ解析する
4.ピッチをクオンタイズする
5.ピッチを平坦化する
6.音源を聴きながらピッチ修正する
1.オーディオトラックからサンプルエディターを開く
・プロジェクトに出たオーディオファイルをダブルクリックしてみてください。Sample Editor(サンプルエディター)が開きます。
・※左の欄が出ていない際は、左上のウィンドウレイアウトの設定から、インスペクターを表示にチェックしてください。
2.画面左にあるVariAudioを選ぶ
サンプルエディターが開いたら画面左にある VariAudioを選びます。
※左の欄が出ていない際は、左上のウィンドウレイアウトの設定から、インスペクターを表示にチェックしてください。
3.「ピッチ&ワープ」でピッチ解析する
「ピッチ&ワープ」のボタンを押すと、オーディオファイルのピッチを解析してくれます。
オーディオファイルの長さによって解析する時間がかかります。パソコンの性能によっては時間がかかる場合があります。
4.ピッチをクオンタイズする
いったんこのバーを一番右(100%)へ移動します。するとピッチが均一化します。半音レベルでピッチを合わせてくれます。
あとは実際の音を聴きながら、調整していきます。
ただ大体中心へ合わせてはくれますが、それによって音の流れが不自然になることもあるので調整する量には注意が必要です。
5.ピッチを平坦化する
右へ移動すると、ピッチの揺らぎがなくなります。そうすることで機械的なサウンドに変わってしまうので、20~30%をめどに止めておいた方がいいと思います。
適切に使用すると、自然な表現が出来ますが、使い方を間違うと不自然になりますので、良く音を聴いて調整します。
6.音源を聴きながらピッチ修正する
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音源をよく聴きながら、少しずつ確認していきます。不自然な音にならないように細心の注意が必要です。
今回は以上です
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