- 2021年1月29日
- 2021年1月29日
【私の基本書】コロナ禍の状況で『④壷中天あり』(六中観)を考えてみる。
「壷中天あり」の「壷中」とは、つぼの中という意味ですが、中国の寓話で、露店で薬を売っていた老人が、店じまいすると、店頭に置いてあった壷の中に入っていきました。それを目撃していた役人が、ある時その老人に頼み込んで、一緒に壷の中へ連れていってもらいました。狭苦しいと思われた壷の中は、意外にもきらびやかで宮殿のような仙人が住む仙境であったというお話しです。
「壷中天あり」の「壷中」とは、つぼの中という意味ですが、中国の寓話で、露店で薬を売っていた老人が、店じまいすると、店頭に置いてあった壷の中に入っていきました。それを目撃していた役人が、ある時その老人に頼み込んで、一緒に壷の中へ連れていってもらいました。狭苦しいと思われた壷の中は、意外にもきらびやかで宮殿のような仙人が住む仙境であったというお話しです。
「死中活あり」とは、死地に立ってこそ生を活かせることを説いた言葉があります。「窮すれば通ず。死地に入って意外に活路が開けてくる。」「ピンチの時こそチャンスあり。」などの言葉も同様です。このキーワードをコロナ禍でどのように捉えどのように行動するか考えてみました。
緊急事態宣言が発出された新型コロナ感染拡大の状況の中で、安岡正篤の座右の銘「六中観」より「忙中閑あり」について考えてみました。
一年の計は元旦にあり!ことに当たっては最初にしっかりとした計画を立ててから臨むことが大切だということです。安岡正篤『活眼活学』より、いかにすれば日常生活において身心を調和させるか、15ヶ条にわたって述べています。当たり前のことばかりなのですが、この15項目を引用しながら、自分の日常に当てはめて考えてみました。
今回ご紹介する「私の基本書」は、正月にじっくりと読み返してみたい本です。タイトル:運命を開く、著者:安岡正篤(やすおかまさひろ)。徳性について、いかにその重要性を認め、磨いていくかをこの正月にこの本を読みながら、考えてみたいと思います。私だけでなく、皆さんにも読んでもらいたい一冊でもあります。
私にとって「基本書」とは、その時々の人生の壁にぶち当たって悩んでいるときに出会った「本」で、何回も読み続けているものです。古いものはどんどん忘れ去られていきます。このような中で大事なものまで忘れ去られていないかチェックするためにも「基本書」は必要だと考えます。今回は、仕事を覚え始めたころに読んだ「基本書」を紹介します。
還暦も過ぎ、これからの人生を成功に導くために、何を考え何を実行していくのかということを真剣に考えるきっかけとなるように自分に言い聞かせているものです。どなたか一人でも心に響いてもらえれば嬉しいです。
このコロナ騒ぎで不安になっている自分がいる。逆にイベントの中止によって安堵を覚える一面もある。コロナ禍という目に見えないウィルスに振り回されている。成功者は、どんな環境になろうとも、基本的な習慣は変えない。自分自身への戒めとして、その習慣を列挙してみます。
世間の新しい価値観を押し付けられず、受け身ではなく主体的に新しい価値観を見出だすために次のように考えてみてはどうでしょうか。 【ビジョン】 → 【プロセス】 → 【ブレイクスルー】 → 【新しい価値観】